第11回 JCCNCセミナー『セクシャル・ハラスメント問題 防止セミナー』
昨今の「MeToo」運動に代表される通り、セクシャル・ハラスメントに関わる問題は跡を絶たず、同問題に関する知識や認識を見直す重要性はますます高まっています。今回は法律事務所Squire Patton Boggs (US) LLP の下田範幸氏と降旗美晴氏を講師にお招きし『セクシャル・ハラスメント問題 防止セミナー』 を開催致します。
カリフォルニア州の法律では、5人以上の従業員を持つ雇用者に、全従業員に対して二年に一度セクシャル・ハラスメントを防止するためのトレーニングの受講を義務付けています。本セミナーは、最新の判例・事例の解説を含め、法律に規定されているセミナー要件を満たす内容となっており、JCCNC会員の受講者には、Squire Patton Boggs (US) LLP より後日修了証が発行されます。
また、JCCNC会員以外の方にとっても、アメリカでは最もセクシャル・ハラスメントに厳しいと言われるカリフォルニア州の判例、事例を学んで頂くことで様々な状況における対処に役立てて頂けるかと思いますので是非ご参加ください!
日時:2020年9月18日(金)3:00pm-5:30pm (PDT/米国西部時間)
講義内容:
1. セクシャル・ハラスメントとは何か
2. 日米間の法律・裁判制度の違い
3. 日本人駐在員の陥りやすいハラスメント問題
4. セクシャル・ハラスメントを防止するための注意点
5. セクシャル・ハラスメントが発生した場合
6.コロナ禍や人種差別に対する問題など、会社としてのハラスメント防止や多様性受け入れ(inclusion)について
会場:Zoom Webinarにて開催
言語:日本語
定員: 500名
参加費:無料
お申込み: 下記のリンクからご登録ください。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_4mN2M-_6QSOE8SccVQegww
修了証の発行について:
修了証を希望される方は申込時に必ず該当箇所にチェックをして下さい。
・セミナー開始から終了まで全て参加
・セミナー中に実施されるQuizへの回答
の2点が確認された受講者の方へ後日修了証をEmailにてお送りいたします。
講師プロフィール:
下田 範幸 氏 (SHIMODA, Noriyuki)
早稲田大学政治経済学部中退後、1983 年独学で日本の司法試験合格後、日本で7 年間の弁護士活動の後、渡米し、1994 年デューク大学の修士課程(LLM)で修士号を取得。1995 年カリフォルニア州司法試験合格、カリフォルニア州弁護士として登録。
1999 年 Graham & James のパートナーとなり、その後、所属事務所の数回の合併を経て、現在 20 か国で 45 事務所を持つ Squire Patton Boggs (US) LLP のパートナーとして、同法律事務所のサンフランシスコ事務所とパロアルト事務所で弁護士活動に従事し、会社法・商法・労働法・知的財産権法、など広い分野にわたって日系企業にアドバイスをしている。
降旗 美晴 氏 (FURIHATA, Miharu)
東京大学法学部卒業後、NEC 法務部で主として日米の半導体案件を扱った後、渡米し、ヴァンダービルト大学ロースクールで JD 取得。1997 年カリフォルニア州弁護士資格を取得。
企業移民法専門事務所での経験の後、2000年よりSquire Patton Boggsの前身のSquire Sanders に勤務。コーポレート・ファイナンス・グループの一員として、アメリカ国内、および日米欧間の M&A、不動産や他の融資案件、投資、証券発行などを担当するほか、日系企業の雇用問題も数多く取り扱っている。2017 年同事務所パートナーとなる。
司会:中島恒久 JCCNCセミナー委員長(Fujisoft America, Inc. COO)